病院についてabout

理事長挨拶

医療を軸に
地域社会に貢献すること

医療法人社団 医修会の理事長 大川原と申します。

当法人は、昭和45年に大川原脳神経外科病院を開業し、昭和52年に「医療法人社団 医修会」を設立後、在宅医療・介護関連事業「ことぶき」を開設しながらこの地で急性期から在宅までを柱として住民の皆様と共に歩んでまいりましが、基幹となる病院本体の老朽化により近代医療の提供が大変厳しいものとなってきておりました。平成28年5月9日の移転により最新施設、最新医療の提供も可能となり、今後も、地域の皆様と生活に寄り添って行ける身近で親しみのある医療機関として更なる成長を目指して行ければと思います。

ここに法人理念を表明致します。

まずは、「誠意をもってことにあたり、医療を軸に地域社会に貢献すること」、医療不信が近年話題になりますが、医療は誠意ある対応が全ての原点と私は考えます。その誠意ある医療を持って地域に貢献することで近隣の住民の方々のみならず、当法人職員も誇りの持てる生活を営めるのが、私の一つ目の願いです。

次には、「みなさまの立場と権利を尊重します」、インフォームドコンセントという言葉をもはや知らない人はいないでしょう。当院も治療、手術、リハビリテーションなどでも医療スタッフと共に考え選択できる組織を作るのが、二つ目の願いです。

最後に、「人間性の豊かな、質の高い医療人を育成します」、少子化が進むこの現代は職員の質、人間性も大きな重要性となってくるだろうと私は以前から思っていました。それは職員スタッフが安心して働ける組織をつくり、具体的な指針の一つとして、教育ラダーは移転とほぼ同時に運用を開始しています。さらに知識だけではのみならず、モラルや人間性の向上も取り組んでいます。それにより、患者の方々や利用者の方々、地域住民の皆様へ還元して行くことが、三つ目の願いです。

現在、法人のある室蘭地域をはじめ胆振地区の人口減少ならびに高齢化は深刻な問題となり、更には診療報酬改定に伴い医療情勢は年々厳しさを増しております。大変厳しい情勢ではありますが、医療法人社団 医修会は、地域との信頼関係を大切に、職員と共に歩んでまいります。

医療法人社団 医修会の再出発として、心よりご挨拶申し上げます。

医療法人社団 医修会
大川原脳神経外科病院

理事長大川原 淳