入院時食事療養費
当院は北海道厚生局長に入院時食事療養(Ⅰ)を算定すべき食事療養の基準に係る届出を行っております。特別管理により食事の提供を行っており、管理栄養士の管理の下に適時適温で提供しております。なお、病棟への夕食は18:00以降の提供となります。
入院診療計画書、院内感染防止対策、医療安全管理体制、褥瘡対策及び栄養管理体制
当院では、入院の際に医師や看護師、薬剤師、管理栄養士等が共同して、患者さんに関する診療計画を策定し、7日以内に文書によりお渡ししております。また厚生労働大臣が定める院内感染防止対策、医療安全管理体制、栄養管理体制及び褥瘡対策の基準を満たしております。
意思決定支援、身体的拘束最小化に関する取り組み
当院では、患者およびその家族と多職種で構成される医療・ケアチーム、あるいは患者の療養に関わる地域連携施設を含めて十分に話し合い、患者の意思と権利が尊重された上で適切な意思決定を行えるよう取り組んでおります。
身体的拘束最小化に向け、対象者の尊厳と主体性を尊重し、拘束を安易に正当化することなく、職員一人ひとりが拘束による身体的・精神的弊害を理解し、拘束廃止に向けた意識を持ち、緊急やむを得ない場合を除き身体的拘束をしないケアの提供に努めております。また、厚生労働大臣が定める意思決定支援、身体的拘束最小化の基準を満たしております。
個別の診療報酬の算定項目の分かる明細書の発行
当院では、医療の透明化や患者さんへの情報提供を積極的に推進していく観点から、平成28年4月1日より、領収証の発行の際に、個別の診療報酬の算定項目の分かる明細書を無料で発行しております。
また、公費負担医療の受給者で医療費の自己負担のない方についても明細書を発行致します。なお、明細書には、使用した薬剤の名称や行われた検査の名称が記載されるものですので、その点をご理解いただき、ご家族の方が代理で会計を行う場合のその代理の方への発行も含めて、自己負担のある方で明細書の発行を希望されない方は、会計窓口にてその旨をお申し出下さい。
保険外負担に関する事項 差額ベッド料金
当院では、希望される方の個室使用料につきまして、その利用日数に応じた実費のご負担をお願いしております。時に患者さんのご希望に沿えない場合や、移室をお願いする場合がありますのでご理解とご協力をお願いいたします。
なお、診療上の必要などからこの部屋に入院された場合に関しましては、別に室料を頂くことはありません。
個室 |
213(特別室) |
11,000円 |
個室 |
206 207 406 407 417 |
5,500円 |
個室 |
221 (感染対応) |
3,300円 |
2人部屋 |
220 (感染対応) |
2,200円 |
2人部屋 |
311 313 408 410 411 412 413 |
2,200円 |
保険外負担に関する事項 入院期間が180日を超える入院
入院期間(今回の入院以前3ヶ月以内に同一の傷病で当院または他の医療機関に入院していた期間を含む)が180日を超えた場合は、厚生労働大臣が定める場合を除き、入院基本料の15%を180日超に係る保険外併用療養費「選定療養(保険外)」として、下記の料金を自己負担いていただきます。
当院では、ご入院期間が180日を超えた日より、以下の金額が患者様の負担になります。
1日につき ・・・ 2,409円(税込)/日
ただし、病状により該当とならない場合もあります。詳しくは受付窓口までお尋ねください。
保険外負担に関する事項 書類作成料・その他文書類
各種の診断書や証明書の作成料は以下の通りです。
掲載のない内容の書類に関しては窓口にてご確認下さい。
入院証明書(当院指定用紙) |
1,650円 |
入院証明書(保険会社指定用紙) |
2,200円~5,500円 |
自賠責関連 |
2,200円~5,500円 |
特定疾患申請診断書 |
5,500円 |
その他診断書 |
2,200円~5,500円 |
面談が必要な診断書 |
11,000円 |
カルテ開示(1ページにつき) |
44円(1枚) |
画像印刷 |
55円(1枚) |
画像データCD |
770円(1枚) |
保険外負担に関する事項 入院中の理容
入院中の理容をご希望の方は病棟ナースステーションへお申し出ください。原則毎週木曜日までの申込分に関して、翌週火曜日午後に行います。
申込み人数により、他の日になる場合もございますのでご了承ください。
カット・顔そり |
2,500円 |
カットのみ |
2,000円 |
顔そりのみ |
1,000円 |
保険外負担に関する事項 入院中の治療費以外の費用
食事代(1食)
※減額認定の方 |
490円 |
110円~230円 |
テレビ利用料(1日) |
220円 |
冷蔵庫利用料(1日) |
165円 |
テレビ・冷蔵庫セット利用料(1日) |
330円 |
ソフティア(とろみ剤) (1本) |
713円~1,320円 |
舌圧訓練器具 |
880円 |
クリーニング業者(小袋) |
605円 |
クリーニング業者(大袋) |
1,111円 |
4Fコインランドリー利用(1日) |
300円~500円 |
病衣、タオル、おむつ等に関わるCSセットのご案内
当院では入院患者さんの病衣、タオル、おむつなどに関して株式会社エランの提供する「入院時必需品レンタルシステム(洗濯付き)CS(ケアサポートシステム)セットをご案内させていただいております。
入院時に必要とされるタオル・衣類・紙おむつ・日用消耗品等をご要望や容態に応じて、一日単位でレンタルするシステムです。詳細は説明パンフレットをお読みの上ご判断ください。
CSセットは個々の患者さんと株式会社エランとの直接契約となります。パンフレットなどは配布可能ですが、当院受付窓口などでの支払いはお受けできません。ご了承ください。
入院基本料等
当院では、1日の入院患者人数に対する看護職員を以下の通り配置し、交代で24時間看護を行っております。なお、病棟・時間帯・休日等で看護職員の配置が異なります。
2F 急性期一般病棟
(一般病棟入院基本料4) |
入院患者10人に対して看護職員1人以上 |
4F 障害者施設等一般病棟
(障害者施設等入院基本料) |
入院患者10人に対して看護職員1人以上 |
医師及び看護職員の負担の軽減及び処遇の改善に関する取組事項
医師と医療関係職種、医療関係職種と事務職員等における役割分担
取組事項 |
具体的な取組内容 |
初診時のAI予診の実施 |
総合受付において事務職員から患者に問診票を渡し、患者記載後回収。その後各科外来において看護師が問診票をもとに詳細情報を確認している。 |
入院の説明の実施 |
看護師が入院オリエンテーションを実施。患者情報の収集、服薬状況の確認、退院支援の早期介入等を行っている。 |
検査手順の説明の実施 |
看護師、臨床検査技師、診療放射線技師が実施している。 |
入院患者の服薬指導、持参薬管理 |
2病棟に担当薬剤師を配置し、実施している。 |
診断書等作成業務 |
医師事務作業補助者が診断書等の一部代行作成を行う。 |
薬剤管理(ミキシング、薬剤準備、在庫管理) |
薬剤師が実施している。 |
処方箋における疑義照会への対応 |
事前に作成・合意されたプロトコールに基づき、含量規格や剤形等の処方内容の変更について外来看護師が対応している。 |
チーム医療の促進 |
診療放射線技師、臨床検査技師、栄養士、臨床工学技士等の医療技術部門においてもそれぞれの業務範囲を拡大することにより、常勤医の負担軽減を図る。 |
会議での迅速な決裁 |
書類などの申請をデジタル化して減らし、業務の軽減を行う。 |
医師の勤務体制等にかかる取組
取組事項 |
具体的な取組内容 |
勤務計画上、連続当直を行わない勤務体制の実施 |
2夜連続での当直割り振りを行わない。
日当直について、院内常勤医の他に院外から非常勤医を採用し、常勤医の負担を軽減する。 |
前日の終業時刻と翌日の始業時刻の間の一定時間の休息時間の確保(勤務間インターバル) |
前日の終業時刻と翌日の始業時刻の間の一定時間の休息時間が確保されているか確認する。また、休息時間が確保できるよう時間外勤務を削減する。 |
当直翌日の業務内容に対する配慮 |
当直翌日の業務内容を確認し、必要に応じて改善を図る。また、当直翌日の年休取得を促す。 |
宿日直の実施 |
残業時間の管理を適切に行う。 |
看護職員の負担軽減及び処遇の改善に関する体制
看護職員の負担軽減及び処遇の改善に関する責任者 |
手術室看護師長 加藤 由美子 |
看護職員の勤務状況の管理 |
勤務時間:
・平均週40時間 ・勤務状況の把握 ・有給取得状況の把握 ・時間外業務の把握及び指導
2交代の夜勤に係る配慮:
・勤務後の暦日の休日の確保 ・仮眠2時間を含む休憩時間の確保 ・16時間未満となる夜勤時間の設定 |
他職種からなる役割分担推進のための委員会又は会議 |
開催頻度:1回/年
参加人数:平均18人/回
参加職種:医師・看護師・薬剤師・作業療法士・管理栄養士・臨床検査技師・事務職員・その他各部署管理者 |
看護職員の負担の軽減及び処遇の改善に資する計画 |
年1回の見直し
職員に対する計画の周知 |
取り組み事項の公開 |
院内掲示、病院ホームページ掲載 |
看護職員の負担軽減及び処遇の改善に関する具体的な取組事項
(1)時間外労働が発生しないような業務量の調整
(2)看護補助者の夜間配置
(3)短時間正規雇用の看護職員の活用
(4)多様な勤務形態の導入
(5)夜勤負担の軽減
(夜勤従事者の増員、月の夜勤回数の上限設定)
(6)妊娠・子育て中、介護中の職員に対する配慮
(院内保育所、夜間保育の実施、夜勤の減免制度、休日勤務の制限制度、半日・時間単位休暇制度)