病院について
脳卒中センターコアについて
脳卒中は「専門性」と「時間との闘い」の2つの面を両立させる形で対応しなければならない疾患です。医療従事者のたゆまぬ努力で救急対応してきましたが、医療が高度化するに従って、住む地域によって対応できる医療レベルが大きく違ってくるようになりました。発症直後の迅速な治療が転帰改善の鍵となり、どこに住んでいても同じような治療を受けることができるような診療の「均てん化」を日本脳卒中学会は目指しています。
2005年に脳の血管に詰まった血栓を点滴で溶かすことができる遺伝子組換え型組織プラスミノーゲン活性化因子(recombinant tissue plasminogen activator:rt-PA、アルテプラーゼ)という薬剤がわが国でも使用できることになりました。適切に使用すると劇的な効果を示す場合もありますが、一方で、出血を起こしてかえって症状を悪化させることもあり、日本脳卒中学会はこの薬剤を使用できる施設や医師の基準(適正使用指針)を定め運用してきました。
この薬剤による治療を24時間365日可能な施設がどこであるかを一般市民や医療従事者にも分かるようにするために、日本脳卒中学会は「一次脳卒中センター」として認定し、公表することになりました。
当院はその上級施設の北海道に12しかない施設の一つです。
北海道
認定期間:2024/4/1~2025/3/31
社会医療法人医翔会 札幌白石記念病院 | 札幌市白石区本通8丁目南1-10 |
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社会医療法人医仁会 中村記念病院 | 札幌市中央区南1条西14丁目291番地190 |
手稲渓仁会病院 | 札幌市手稲区前田1条12丁目1番40号 |
社会医療法人 柏葉会 札幌柏葉会病院 | 札幌市豊平区平岸1条12丁目1番25号 |
社会医療法人禎心会 札幌禎心会病院 | 札幌市東区北33条東1丁目3-1 |
旭川赤十字病院 | 旭川市曙1条1丁目1番1号 |
旭川医科大学病院 | 旭川市緑が丘東2条1丁目1-1 |
小樽市立病院 | 小樽市若松1-1 |
社会医療法人孝仁会 釧路孝仁会記念病院 | 釧路市愛国191-212 |
医療法人雄心会 函館新都市病院 | 函館市石川町331番地1 |
医療法人社団函館脳神経外科 函館脳神経外科病院 | 函館市神山1丁目4番12号 |
医療法人社団医修会大川原脳神経外科病院 | 室蘭市寿町1丁目10-1 |