事務部
事務部について
私たち事務部は、医事課14名、総務課6名の計20名で構成されております。
医事課スタッフの業務は外来事務、入院事務、診療報酬請求(レセプト請求)、事務当直、病棟クラークに分かれております。患者様と関わる場面が多く、日々丁寧かつ臨機応変な対応を心がけております。また、どのような業務においても他部署との連携が必須であり、職員同士のコミュニケーションに重きを置いて業務に取り組んでおります。
当院では電子カルテを導入しております。また、レセプトチェックの効率化を計るため、
レセプトチェックシステムを導入し、毎月の査定・返戻率、査定内容をスタッフで共有・改善しながら、より質の高い診療報酬請求を目指しております。
総務課では病院全体の管理業務を行っており、職員の各種手続きや勤怠管理、経理業務等、様々なシステムを導入し、各業務のDX化に向け取り組んでおります。
施設基準
- 一般病棟入院基本料(第8800号)
- 障害者施設等入院基本料(第824号)
- 救急医療管理加算(第94号)
- 超急性期脳卒中加算(第47号)
- 診療録管理体制加算2 (第90号)
- 医師事務作業補助体制加算2(第489号)
- 急性期看護補助体制加算25対1(第1680号)
- 看護職員夜間配置加算16対1、加算1 (第382号)
- 特殊疾患入院施設管理加算(第679号)
- 療養環境加算(第1597号)
- 後発医薬品使用体制加算1 (第610号)
- 病棟薬剤業務実施加算1(第259号)
- データ提出加算(第406号)
- せん妄ハイリスク患者ケア加算(第223号)
- 脳卒中ケアユニット入院医療管理料(第36号)
- 回復期リハビリテーション病棟入院料1(第187号)
- 入院時食事療養/生活療養(Ⅰ)(第1860号)
- 夜間休日救急搬送医学管理料の注3に掲げる
- 救急搬送看護体制加算(第8号)
- 薬剤管理指導料(第1047号)
- 在宅時医学総合管理料及び施設入居時等医学総合管理料 (第917号)
- 検体検査管理加算(Ⅰ)(第575号)
- 神経学的検査(第261号)
- CT撮影及びMRI撮影(第2401号)
- CT撮影及びMRI撮影(第2402号)
- CT撮影及びMRI撮影(第2403号)
- 無菌製剤処理料(第356号)
- 脳血管疾患等リハビリテーション料(Ⅰ)(第380号)
- 運動器リハビリテーション料(Ⅰ)(第653号)
- 呼吸器リハビリテーション料(Ⅰ)(第454号)
- ペースメーカー移植術及びペースメーカー交換術(第397号)
- 医科点数表第2章第10部手術の通則の16に掲げる手術 (第288号)
- 輸血管理料Ⅱ(第180号)
- 輸血適正使用加算(第120号)
- 麻酔管理料(Ⅰ)(第1380号)
- 酸素の購入単価(第43912号)
各業務について
―医事課スタッフ―
外来事務は窓口業務をはじめ会計や電話の対応、入退院の手続きや書類作成等、患者様及びご家族様や外部業者様と関わる機会の多い業務を行っております。
入院事務は電話の対応、入院手続きの説明、救急対応や書類作成の業務の他、1日~月末分の入院診療費の算定・退院時の請求業務を行っております。
会計窓口で自己負担額をお支払いいただいた以外の診療費を1か月の診療内容にまとめ、各保険者へ請求する「診療報酬請求業務(レセプト請求)」を行い、診療報酬の査定・請求漏れ防止に取り組んでおります。
病棟クラーク業務は、各病棟に入院する患者様への対応がメインとなります。入院書類の確認やテレビ・冷蔵庫の申込み対応、ご家族様へのお荷物受け渡し、病棟から医事課スタッフへの引継ぎ等、業務内容は多岐にわたり、病棟と医事課を繋ぐ大事な役割を担っております。
―総務課スタッフ―
総務業務では、人事や勤怠管理、労務の管理や法人行事の企画運営、各種システムの導入や管理など組織全体に関する事務全般を幅広く行っております。
診療部署のような目立つ存在ではありませんが、院内外の様々な人とやりとりするため柔軟な対応を心がけ、より良い職場環境づくりを目指しております。
経理業務としては、日常の経理会計業務や月次業務の給与計算のほか、年次業務として各種予算管理や決算処理など会計・税務に係る財務管理業務などを行っております。

医事課で使用している機器紹介
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PC(2画面)
2画面のモニターを使用することにより、医事コンピュータシステムと電子カルテシステムの同時操作が可能になり、業務の効率化を図ることが出来ます。
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電子カルテ
診療録や患者様の情報を端末で記録・管理することで業務の効率化以外にも、紙カルテの保管スペースの縮小や他医療機関との情報共有の簡易化に繋がり、患者様のニーズに合わせた医療の提供が可能となります。
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会計(自動釣銭機・医事会計システム)
外来・入院診療費を自動釣銭機で清算することで、過不足金無く迅速な会計処理を行うことが出来ます。
医事会計システムでは診療入力チェック機能、自動算定機能等があり、会計処理や窓口業務の効率化を図ることが出来ます。
また、各種帳票、日報作成、診療区分別に集計・出力が可能であり、経理業務の負担軽減にも繋がります。 -
レセプトチェックシステム(べてらん君)
作成した診療報酬明細書(レセプト)の入力ミスや不備の有無を点検するシステムです。医事課職員の目視確認に加え自動点検機能でデータの異常を自動検知することで、レセプト請求業務をより正確かつ効率的に行えます。
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AI問診
タブレット端末を使用してAIが患者様の症状に応じた質問を自動で行う問診システムです。既往歴やアレルギーなど、詳しい情報を電子カルテに記録することで、診療の質の向上に取り組むことが出来ます。
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自動再来受付機
再診の患者様が、診察券を差し込んでいただくことで自動で受付を行うことが出来る機械です。受付後、番号が記載された受付票が発行されるため、受付までの待ち時間の短縮や院内感染のリスクを低減させることに繋がります。
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マイナンバー受付機
マイナンバーカードによるオンライン資格確認を行うことが出来る機械です。マイナンバーカードを健康保険証として利用いただくと、事前に役所等で書類申請手続きせずに高額療養費制度をご利用いただけます。
医事課スタッフについて
医事課の一日のスケジュール

スタッフ教育
入職後~4月下旬頃までは院内研修があり、接遇・マナー講習や他部署への研修等があります。
5月~外来担当者は窓口業務を覚えるため受付・電話対応が始まり、患者様や他部署・外部業者様等の対応が増えていきます。その後、会計業務を学び、レセプト請求業務にも携わります。
入院担当者は医事課内での業務が主となるため、電話対応、入院患者様及びご家族様への入院手続き説明、救急患者様の受付等の対応を覚えながら、レセプト請求業務にも携わります。
また、内線対応も必須となるため外来担当者同様、他部署との関わりも増えていきます。