看護部

看護部の特色

看護部の理念
時代と共に進歩する看護の達成

看護部基本方針

  1. 日常生活援助のための基本的知識,技術,態度を身につけベッドサイドケアが,安全確実に実践できる
  2. 看護師(チームメンバー)の役割と責任を果たすことができる
  3. 院内研修,看護実践を通して,看護の知識を深められる
  4. 研究活動に参加する

看護教育プログラム

最新の医療機器を導入し、プロフェッショナリズムを元にした、医療に対するやりがい、そしてキャリアアップの意欲に変えていきます。

GIO(一般目標)
《看護実践》
  1. 日常生活援助のための基本的技術・態度を身につけてベッドサイドケアが,安全・確実にできる.
  2. 受け持ち患者のケアを通して看護の知識が深められる.
《管理》
  1. 病棟の特徴を理解できる.
  2. 看護部内のシステムールールを知っている.
  3. 基本的な事故防止対策が理解でき,行動できる.
  4. 災害発生時の自己の役割がわかる.
《教育》
  1. 専門職業人としての責任を自覚する.
  2. 学生実習に配慮できる.
《研究》
  1. 看護研究に関心をもつ.

新人教育では十分なトレーニング期間を設け「できるまで」丁寧にサポートしていきます。
そのため、いきなり臨床現場からスタートすることはありません。

また、継続教育ではe-ラーニングを中心に行っており、いつでもどこでも知識や技術の習得が可能な環境づくりに取り組んでいます。

最近はタスクシェアの考えが看護部にも導入され、リハビリ部門と協力し口腔ケア、体位ドレナージ、喀痰吸引など相互勉強会を開催し、看護師以外もそれらを施行・協力をしていく予定です。

病棟の設備や機器など

  • スポットチェックモニターと自動輸液量入力装置

    血圧・脈拍数・体温・SpO2(動脈血酸素飽和度)などの測定したバイタルデータを簡単に電子カルテへ自動転送することができます。通常は1日に2~3回看護師が測定してメモをとり、その後電子カルテに手作業で入力・転記をする必要がありますが、測定データを電子カルテに自動転送され、同時にデータは電子カルテの温度板に反映されるため、院内でのスムーズな情報共有を可能にすることができます。さらに当院独自のアルゴリズムで三点認証により投与した点滴量を計算して電子カルテに登録してくれますのでINOUT管理が簡単になっています。

  • 離床センター一体型ベッド+眠りスキャン

    当院には一般的な離床センサーは設置されずベッドそのものにセンサーがついています。患者の体位の変換も通知することも可能です。
    さらに眠りスキャンなどの機器は、マットレスの下に設置しスタッフの訪室管理のために使うものですが、当院ではこれを一歩前進させた使用法を用いています。
    まずは簡便な体動を検出するセンサーがついており、睡眠、覚醒、起き上がり、離床を報告します。さらにセンサーは呼吸数や心拍数が専用の携帯端末やパソコンの画面上にリアルタイムに通知されて把握することができます。
    現在DNRの患者や経管栄養の監視も当院ではセンサー管理が可能となっており業務の負担を減らしています。

  • 仮眠室・シャワールーム

    夜勤帯では看護師2名・看護助手1名で2時間交代で休憩に入ります当院は一般的仮眠室ではなく個人のベッドが使用できます。看護師が食事などに使用する休憩室と別に仮眠室に二段ベッドが計二つの四台設置されています。快適に仮眠することができます。
    特入浴業務などでぬれた場合シャワー室などで汗を名ががして午後の業務に取り掛かれます。

  • 日夜異なるユニフォーム

    当院は日勤者と夜勤者のユニフォームが違います。日勤は白衣、夜勤者は紺色と分けることで、周囲がひと目で把握できます。もし全員が同じ白衣の場合、見た目だけでは日勤か夜勤かの判断はつきません。そのため、勤務終了間際や残業中のスタッフに声をかけて、周囲が新たに仕事を依頼してしまうということが起こり、長時間労働が起きやすくなってしまっていました。ユニフォームを変えることで現在は確認する必要がなくなったため、業務効率化につながっています。医師からは、日勤・夜勤の看護師の責任者や担当者を探す時間が短縮され、指示も出しやすくなったという声がありました。

  • 院内における陰圧換気

    当院の療養環境は、窓を開けず安定した空調管理をしております。
    脳外科などの院内で陰圧換気を行う目的は、患者や医療従事者の安全を確保するために、空気感染する可能性のあるウイルスや細菌が外部に流出しないように感染症の拡大を防ぐ役割があります。

看護師のスケジュール

その他利用可能な設備

院内保育所(24時間保育体制)

当院に勤務する職員が養育する、0歳から小学校就学前(6歳に達する年度)までの乳幼児が利用対象です。 24時間保育体制のため、職員のシフト時間に合わせて夜間保育も実施しています。子供を預けやすい環境が整っていますので、ママさんナースも多く活躍されており安心して勤務することができます。